【News】ダバオ市近郊でアフリカ豚コレラの発症例が確認される

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ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は2月2日、ダバオ・デル・スルとダバオ・オクシデンタルで生産された豚肉製品の全面禁止を命じた。

農務省によると、ダバオ・オクシデンタルでは豚1,000頭以上のアフリカ豚コレラ(African Swine Fever:以下ASF)の症例が確認されている。

サラ市長はダバオ市役所で記者団に対し、ASFの症例が確認されている地域の豚肉製品禁止を発表し、同措置は市の農業部門関係者とASFの影響を受けた地域の職員が出席した会議で合意されており、養豚農家と家畜産業を保護するための措置であると強調した。

市長はダバオ・デル・スルについても、ASFの疑いのある豚が存在していることを明らかにし、該当する豚を飼育している養豚場を監視していることも明らかにした。そのうえで、当局はダバオ・デル・スルで生産された豚肉製品に関しても禁止としたという。

ダバオ市内ではASFの症例はまだ確認されてはいないものの、市内の主要検問所では、市内への流入を防ぐため、警備体制を強化しているという。

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