ショッピングモール「Gaisano Capital in Barangay Mintal」は、ダバオ市の条例およびフィリピン国家建築基準法に違反し、2017年7月から政府と係争中だった。それに関し、市の都市開発計画事務所長のIvan Cortez氏は、法的問題は解決されたと公表した。
市の包括的区画整理条例(No. 0546-13)では区画の使用規則が定められおり、商業施設が違反した場合、罰金や業務停止命令が下される。またフィリピン建築基準法(大統領令No.1096)では、事前に建物の建築許可を申請することを義務付けている。しかし、「Gaisano Capital in Barangay Mintal」のオーナーである「Taipan Development Inc.」は、建築許可を得ないまま、住宅区画と水資源区画にまたがりショッピングモールを建設したとして市政府から訴えられていた。
現在、「Taipan Development Inc.」は建築許可を取得し、また市議会はモールが建設された区画を商業区画に再分類したとCortez氏は説明した。「Taipan Development Inc.」はショッピングモールの今年中の開業を目指して準備を進めているとのことだ。
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