ダバオ市では市が主導する公園整備プロジェクトにて、計画にない樹木の伐採が行われたとして問題となっている。これに関し、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は市民に対し謝罪した。
伐採のあった公園は市内中心部に位置し、多くの市民が訪れるClifford Parkだ。当初の計画では樹木を伐採せず、公園の一部を子ども用の広場に整備、拡張する予定だった。
フィリピンでは許可なく木を伐採することは、大統領令第705号および改正フィリピン森林法で禁止されいる。またダバオ市は環境に配慮した都市づくりを目指して様々な施策を講じており、今回の件は市にとって大きな問題だといえる。
市議会では環境天然資源省に説明を求める声もあったが、市長の謝罪で市議会は落ち着きを取り戻した。また市長はClifford Parkに新しく木を植え、その他の様々な環境問題も素早く解決していくと説明した。
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