【News】広がるエルニーニョの被害、灌漑設備の必要性高まる

深刻化するエルニーニョの被害対策を取るべく、稲作農家向けの灌漑設備増加の必要性が高まっている。

南ダバオ州では4月15日時点において、干ばつにより9,061.47ヘクタール以上もの作物に被害が及んだ。

農務省ダバオ地方事務所(Department of Agriculture:以下DA 11)のNoel Provido氏は、1キロの米を生産するのに約3000リットルの水を要すると説明した。また、人口増加に伴い十分な食糧確保するためにも、灌漑設備の重要性を強調した。

ダバオ地方における灌漑開発が可能なエリアは約147,313ヘクタールとなっており、作物生産やその他の農業用の水供給の維持に十分な水源があるとのこと。エリアの49.45%はすでに灌漑設備が完成しており、残りの50.55%は開発予定の段階だ。

さらに災害リスク削減・管理(DRRM)のRoy Jose Pacua氏によると、政府は現在、農家の支援に向けた人工降雨や苗木の配布といった対策を実施しているが、主な解決策は灌漑設備の増設であると述べた。