良質な珈琲豆の生産を可能にしてくれる最新技術、しかしその普及が色々と難航している模様。Balutakayコーヒー農家組合(Balutakay Coffee Farmers Association)のMarivic Dubria氏によれば、農家の中には新技術の採用を拒否する者もいて、長年培ってきた伝統の農作法を続けていく姿勢を見せているとのこと。
Dubria氏はPhilippine Coffee Quality Competition 2019(全国コーヒー品質大会)のアラビカ豆部門の優勝者である。彼女はまた、ダバオがリージョン11またいはミンダナオのスペシャルティコーヒー生産の中心になることが、組合が目指す使命の一つとも説明している。
一部の農家は、伝統作法から新作法に移行することを頑なに拒んでいることから、普通の珈琲豆を作り続けており、それが上記使命の達成を困難にさせているようだ。
長年にわたって古き農作法を続けてきた農家ほど、新たな作法を導入したがらないかもしれないが、新技術の優れた成果が証明されれば、彼らを納得させられるのではないだろうか?