世界的に話題を呼んでいる健康食品でもある「ハラールフード」。イスラム教徒たちの食べ物なので、いざ食べたいとなっても、それらを扱う料理店は少ない。
しかしこの度、ダバオ市商工会議所(Davao City Chamber of Commerce and Industry, Inc.)は、ダバオ市の海岸沿いに広がるケソン大通りを、ハラール食品を扱うフードスポットにすることを提案した。
同会議所のArturo M. Milan会頭は11月21日に行われた記者会見の際に、ケソン大通りにはたくさんのイスラム教徒が住んでいること、多くのイスラム教徒たちが観光先でダバオ市を頻繁に訪問していることを説明した。
Milan氏はまた、すでにハラール食品の消費市場も存在していることから、ケソン大通りを『ハラールフードが満喫できるストリート』として発展させることは、地元の収入にも繋がると述べた。
さらに、ダバオ市が衛生基準を満たした露店または料理店に対してのみ営業許可を与えることで、店の安全性・信頼性を保証することもできると提案した。
仮にこの提案が実現すれば、地元の市民および観光客はハラールフードをより気軽に満喫することができ、ケソン大通りも『ハラールフード・ストリート』として観光スポットになるのではないだろうか?
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