【News】先住民の子どもたちに教育プログラム提供

フィリピン日系人国際学校

National Commission on Indigenous Peoples(国家先住民会議:以下 NCIP)の地方事務所は、現在でも都市部から離れ厳しい生活を送っている先住民の子どもたちを支援するため、マリログ地区のバランガイ・グミタンの小学校のマティグサルグ(Matigsalug)民族の児童に学校用品、衛生キット、スリッパを配布した。この活動は、2013年に、バゴボカラタ(Bagobo-Klata)、バラゴタガバワ(Bagobo-Tagabawa)、オブマヌブ(Obo Manobo)、アタ(Ata Manobo)、マティグサログ(Matigsalug)の5つの主要部族を対象に開始され、NCIPのTabang Paeskwela sa Tribu(地理的に隔離され不利な地域にある児童を対象とした教育プログラム)に沿って行われている。

2017年、NCIP は約5,000人の援助を受けた。最近では、ダバオ市水道区(DCWD)から寄付を受けている。(寄贈された学校の消耗品や医薬品は、児童に配布するために再パッケージされる予定である。)2018年は、昨年の寄付金額より多くの寄付を集まると考えられている。そのため現在、政府機関と民間企業とのパートナーを検討している最中である。