【News】アポ山の景観を遮る看板、間もなく取り外される

ダバオ市内、ボルトンとバンケロハンにかかる橋沿いにある看板が、橋から見えるアポ山への景観を遮っており、アポ山の景観を遮る看板を掲げることを禁止する市の条例に従い、今年の初めには最高裁判所が看板の取り外しの決定を出していた。

看板の取り壊しを勧めている、ダバオ市議会のマベル・アコスタ議員によると、2006年3月には、市エンジニアのジュン・エヴァスコJr.氏と市行政官のウェンデル・アヴィサド氏がDavao Billboard & Signmakers Association (Dabasa)社に対して、看板の取り外しを求め、裁判所に訴えを起こしていた。地方裁判所はDabasa社を支持し、訴えを退けたが、最高裁判所で一転、看板の取り外し命令が出された。

「最高裁判所の決定もでている。看板を取り外す時です。自然に重きを置くべき時が来たのです。橋を通る度に、ダバオ市民はアポ山の壮大な景観を楽しむべきであり、その景観を市内の高い建物で働いている、又は住んでいる人の特権にするべきではありません」と氏は話した。

ダバオ市がこの看板から得ている税収の金額については、アコスタ氏は市財務局と話し合うと述べた。しかしながら、大切なことはアポ山へ敬意を払うこと、そして条例の履行であることを強調した。