4月10日、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が見守るなか、フィリピンに対し投資意欲をみせる複数の中国企業とフィリピンの間で98億ドル(約5086億ペソ)の業務契約が締結された。契約の締結後、ドゥテルテ大統領と中国の習近平大統領はお互いに固い握手を交わし、両国の関係をアピールした。
基本合意書の署名は貿易産業省の次官であるRowel Barba氏によって行われた。同合意書は農業、テクノロジー、医薬、土地開発、インフラをはじめとした分野を対象としており、フィリピン国内でおよそ10,800もの雇用を生み出すことが可能になると予想されている。
ドゥテルテ大統領は、フィリピンと中国の間で強まる協力関係に感謝の意を表した。ドゥテルテ大統領はまた、今後も貿易上の両国の繋がりがいっそう強化されることを望んでいると述べ、中国の投資によって生み出された多くの雇用機会が、包括的成長および国民の起業促進に繋がることを期待しているとしている。