【News】保健省ダバオ地方、結核がいまだ健康上の懸念との見解を示す

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保健省ダバオ地方(以下、DOH-Davao)は、結核がいまだ健康問題であるとの懸念を示した。結核予防コントロールプログラム、ダバオ地方の責任者であるEvelyn Gelit氏は、「昨年のデータをまだすべて分析をし終えていないが、患者数はわずかに減った」と述べた。DOH-Davaoからの報告では、2017年2月時点で12,890人の感染が報告されており、うち742人が子供、2016年は患者数が13,501人、うち子供は916人であった。

結核とは「結核菌」を吸い込むことによって起こる感染症である。Gelit氏は、咳やくしゃみ、話すことや歌うことにより、この飛沫感染を引き起こすとし、その中でも特に咳が最も感染を拡大させると考えられていると話す。

氏は、「報告されていないケースを見つけることが大切です」と述べた。1週間以上の咳、急激な体重減少、倦怠感、食欲不振、微熱が続く、寝汗をかく等が結核の症状であり、その様な症状が見られる場合は、直ちに近くの病院や医療施設に行くよう、DOH-Davaoは勧めている。「結核は感染しても発病するとは限らず、治療可能な病気なので心配する必要はない」と氏は話す。

3月24日は世界結核デーであり、今年のテーマは、「Wanted: Leaders for a TB-Free World. You can make history. End TB. (結核のない世界のリーダー求む。歴史を作ろう。結核を終息しよう。(仮訳))」である。