【News】ハラール委員会、ダバオ食品の認証検討を進める

シーフード イカ

ムスリム・ミンダナオ・ハラール認証委員会(MMHCB:Muslim Mindanao Halal Certification Board, Inc.)は、ダバオ地方が世界中に広がる大きなハラール市場で優位に立つためにも、ダバオ市内で販売されている食品のハラール認証に取り組んでいることが発表された。

声明は同委員会の理事長を務めるマリアム・ダウッド氏が、同市内のマルコポーロホテルで開かれた、ダバオ地方観光省主催のプログラムで発表された。
また同氏は、「食品の基準およびブランド化の観点から、ハラール認証の需要を満たす必要がある。当認証はダバオ地方内の市場の拡大に役に立つだろう」と語った。

ダバオ市も含めて、ミンダナオ島はイスラム教徒の人口が国内で最も密集している島であるゆえ、ハラール事業に関心を持つ起業家たちはより多くのビジネスチャンスを得ることが可能となる。また、ミンダナオ内に点在する40軒ものハラール認定企業のほとんどが、ダバオ市内に位置している。

「多くのイスラム教徒や一般人が国内および海外においてハラール食品を求める傾向にあるため、私たちはこの特定の市場を捉えたいと願っている」とダウッド氏は語った。