【News】ダバオ市、過去10年間で児童虐待1,739件に対応―子どもが自ら助けを求める方法も周知

ダバオ市内

児童緊急支援チーム(以下QRTCC:Quick Response Team for Children’s Concern)は、2016年1月から2026年第1四半期までに計1,739件の事案を解決し、被害児童の権利保護と救済に向けた取り組みを進めている。

QRTCC責任者のジンキー・ロンカル氏によると、QRTCCでは虐待、搾取、ネグレクトなどの事案に対応し、危険にさらされた子どもたちが迅速に支援を受けられる体制を整えている。救出活動の多くは、路上生活の子どもを含む性的虐待に関するものだという。

データによれば、被害者の多くは15歳以下の少女で、乳幼児も含まれている。一方、当局は、虐待は特定の年齢層に限らず、幼児から思春期前まであらゆる段階の子どもに及ぶ可能性があると指摘している。

事案はポブラシオン、パキバト、マリログなど複数の地域で確認されており、特にパキバトとマリログでは性的虐待の割合が高いことから、重点対応地域と位置付けられている。

児童保護の強化に向け、デイケアセンターでは、児童保護通報窓口である「キアン・ガブリエル・ホットライン(Kian Gabriel Hotline:0908-818-4444)」の周知を活動に組み込み、子ども自身が虐待を認識し、支援を求める方法を学ぶ機会を設けている。

また、各バランガイ(行政区)にはソーシャルワーカーが配置され、地域住民への支援体制が整備されている。当局は市民に対し、ホットライン(0908-818-4444)を通じた通報を呼びかけており、迅速な対応と被害者への早期支援につなげたいとしている。

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