【News】ダバオ市議会、AIを活用した信号システムの導入提案ー渋滞解消へ本格デジタル化

道路

ダバオ市のボンズ・アンドレ・ミリタール市議は、深刻化する交通渋滞への対策として、AIを活用した交通管理システムの導入を提案した。

ダバオ市議会の情報技術委員会の委員長を務めるミリタール氏は、現在市内で使用されている信号機は旧式であり、固定タイマー方式のままであるため、時間や燃料、そして市民の忍耐を無駄にしていると指摘した。

ミリタール氏は、2026年2月24日の市議会での特権演説で、「1990年代の技術で2026年の交通問題を解決することはできません。デジタル化はコンピューター画面上だけでなく、街路で実感されなければならないのです」と述べた。

提案によれば、AIを搭載した信号システムは交通量をリアルタイムで分析し、それに応じて信号時間を自動調整する。交差点や主要幹線道路にはカメラを設置し、各レーンの交通状況を監視。青信号の時間を最適化することで、無駄な停止や発進の繰り返しを抑制する仕組みだ。

ミリタール氏は「このシステムは各レーンをリアルタイムで分析し、実際の交通量に基づいて信号の切り替え時間を算出します。車両のない道路に青信号が無駄に使われることはなくなります」と説明した。

さらに、事故や故障車両の検知、カウントダウン表示の生成にも対応し、渋滞の未然防止にも寄与するとしている。救急車や災害対応チームなどの緊急車両には優先的に青信号を付与し、ダバオ市バスシステムの運行信頼性向上にもつなげる方針だ。

ミリタール市議は、この取り組みをダバオ市のデジタル化推進およびスマートシティ構想の一環と位置付け、「市民の安全性向上、通勤時間の短縮、経済効率の改善につながる実践的な施策です」と強調した。

また、AI交通管理システムは単なる交通運用の高度化にとどまらず、道路渋滞によって失われてきた労働者や学生の時間を取り戻すための施策でもあると述べた。

「AI交通管理システムによって、道路で失われた労働者や学生の時間を取り戻すことができます。これは、より賢く、より速く、より強く結ばれたダバオへの第一歩になるでしょう」と締めくくった。

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