チョコレートの世界最高峰の品評会「インターナショナルチョコレートアワード2018」にて、ダバオ産チョコレートが多くの賞を受賞した。
Malagos Agri-Ventures社の72%、そして85%ダークチョコレートは、ツリートゥバー(Tree to Bar)部門で銅賞を受賞した。さらに、プレーンミルクベースドリンク(plain milk-based drink)部門では、同85%ダークチョコレートが銀賞を受賞、マラゴスアンスウィートチョコレートと同72%ダークチョコレートが銅賞を受賞した。
またこの産業に参入してわずか1年のダバオを拠点としてハラルチョコレートを製造する、MS3 Agri-Ventures社は、ドリンキングチョコレート(Drinking Chocolate)部門で銅賞を受賞した。「今回の受賞には本当に驚きました。我々はこの業界ではまだまだ新人であり、勉強中の身ながら、幸運なことに賞を頂くことができました。皆様の支援に感謝します」と同社のCEO兼取締役社長であるネイル・サンティラン氏は、喜びと感謝を語った。同社は昨年12月にもマレーシアのクアラルンプールで開催された、アジアハラルブランドアワード2017にて、フィリピンのベストチョコレートタブレットとして賞を受賞している。
他のフィリピンブランドで賞を受賞したのは、 こちらもダバオを拠点とするAuro Chocolate社の70%Saloy Reserve(ツリートゥバー部門で銅賞)、同社の32%ローストホワイトチョコレートカシュー(フレーバーホワイトチョコレート部門で銅賞)などである。
また、マニラ拠点でダバオ産カカオを使用する、Theo & Philo社のArtisan Chocolate Milk Adobo(フレーバーミルク部門で銀賞)、同社のArtisan Milk Choco TuronとArtisan Milk w/ Pili Nut and Pinipigは同じ部門でそれぞれ銅賞、また同じくTheo & Philo社の Artisan Dark Chocolateは、フレーバーダーク部門で銅賞、そして同社は総合パッケージ部門で銅賞を受賞した。
今回の受賞をきっかけに、さらに多くの世界中の人々が、フィリピン産、そしてダバオ産のチョコレートを楽しむことになるであろう。