兼ねてから構想が持ち上がっては立ち消えとなっている、ダバオ空港から日本への直行便の就航が2018年8月までに実現するかもしれないという嬉しいニュースが再び飛び込んできた。先日のダバオッチニュースでもフィリピン航空がダバオ-日本間の直行便を検討しているとお伝えしたが、ダバオ市も同路線の実現に非常に前向きだ。
ダバオ市商工会議所の関係者であるアルトゥーロ・ミラン氏は、ダバオから日本への直行便の就航について、日本の投資家の高い関心を集めており、毎年8月にダバオ市で開催される一大イベント「カダヤワン祭」の前までに実現にこぎつけたいと意欲を語った。
現在のところ、就航先の候補として挙げられているのが、航空会社によって成田国際空港、羽田国際空港、中部国際空港であるとのこと。ミラン氏はダバオの国際線就航が増えた場合の受け入れ能力についても、政府が進めるべきターミナルの拡張プロジェクトへも影響を与えるであろうとコメントしている。
現在、ダバオからの国際線はシンガポールとマレーシアのクアラルンプールのみとなっており、日本との往復には必ずマニラやセブといった都市を経由する必要があり、今回の直行便就航が実現すれば、確実に日本人観光客や日本企業の進出が増えるだろう。