【News】ダバオ市警察、すべての警察官に笛と警棒を常に携帯するよう命令

警察

10月18日、ダバオ市警察(DCPO)本部で開催された第122回警察記念式典のメッセージの中で、アルデン・デルボ第11警察管区長が、すべての警察官は常に笛と警棒を携帯し、必要な場合を除き、法を執行する際に殺傷手段を用いないようにしなければならないという行進命令を発した。

昔は、笛は権威の象徴だったが、ここ数年、笛が制服に組み込まれているのを見かけなくなったため、改めて全員が笛を持たなければならないという命令が発された。自身の身の危険を感じた時以外は笛と警棒によって相手に権威を示す必要がある。

アルデン・デルポ氏は、銃器の使用は犯罪者と疑われる者を対処する際の最後の選択肢であるべきだと警察官たちに念を押した。テーザー銃は、理想的には、殺傷力に訴えることなく容疑者を動けなくする最良の手段である。しかし、テーザー銃は高価であるため、全ての警察官への導入が難しい。

また、警察官は犯罪抑止力として、あるいは緊急事態への対応能力を高めるためにパトロールに出るべきだと念を押した。警察官は現場にいて住民に奉仕し安全を守るべきである。アルデン・デルポ氏は、警察とは法と秩序を維持することではなく、帰属意識を育み、社会の全ての構成員が安全で大切にされていると感じられるようにすることであると強調した。

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