パブリカス・アジアが最近実施した調査によると、元大統領でダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏が2025年中間選挙の最有力候補としての地位を維持していることが明らかになった。パブリカス・アジアの2023第三四半期世論調査では、ドゥテルテ氏は依然として有権者の47%の支持を得ているが、これは前回調査の51%からわずかに低下していることを示した。
同調査では、ウィリー・オン医師とACT-CIS党員リストのエルウィン・トゥルフォ議員が同率2位と3位で、それぞれ43%を獲得していることも明らかになった。クリストファー・ボン・ゴ上院議員とイメルダ・イミー・マルコス上院議員が4位と5位と続く結果となった。
パブリカス・アジアの第3四半期世論調査は独自に実施され、委託調査は行っていない。調査は2023年9月7日から12日にかけて、20万人以上のフィリピン人からなる市場調査パネルから無作為に抽出された1,500人の有権者を対象に、目的サンプリングを用いて実施された。
パブリカス・アジアは、この期間、上院議員候補者への投票行動は、認知度・知名度や信頼度と必ずしも相関がないことに注意する必要があると強調した。引退計画も発表しているドゥテルテ氏の動向が注目される。
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