【News】SIMカード登録の期限を7月25日まで延期、登録が困難な市民への対応を急ぐ

サイバーゾーン
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国家電気通信委員会ダバオ支部(以下NTC11)は、SIMカード登録の期限が90日間延長されたことを受け、通信各社が市民に身分証明書を求める動きを緩和するよう提案した。当初、登録期限は4月26日に設定されていたが、登録者の割合が40%と低かったため、当局が延長を決定した形だ。

同長官によると、特に農村部の人々は有効な身分証明書を持っていないため、SIMカードの登録が困難であったとのことだ。26日にハビ・アット・カペで開催されたメディアフォーラムで、同氏は「SIMカード保持者がこれを悪用する恐れがないことをバランガイが証明する書類(Cedula)を受け入れるという提案もある。基準を緩和できるかもしれない」と語った。

しかし同時に、この提案は国家電気通信委員会(NTC)の決定に従うものであるとしている。登録キャンペーンを再開する前に、今回の延長に関する次の指示を待っているところだとCañete長官は明らかにした。

現在、SIMカードを登録する必要がある対象者は、計5,000万人にのぼると、Cañete長官は語る。7月25日までの今後90日間で、都市部に残る未登録のSIMカード利用者の30〜40%にアプローチする構えだ。また、豪雨や電波状況といった原因で登録が進んでいない農村部にも、再び訪問する予定だという。

それ以外にも、高齢者、母親、障害者、若者、都市部の住民へのアプローチも目標としている。これらはそれぞれ、登録率が低かったのだそうだ。NTC11は、さまざまな自治体や機関と提携し、効率的に登録を進めることを目指している。

期限までにSIMカードを身分証明書と紐付けしないと、そのSIMカードが使用不可能になる。日本人がフィリピンでSIMカードを登録する際は、パスポートと帰りの飛行機のチケット、滞在先の住所を保証するもの(なければGoogle Mapのスクリーンショット)が必要になる。フィリピンでSIMカードを買って滞在する場合は、登録があることを心に留めておくと良いだろう。

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