【News】ミンダナオ鉄道プロジェクト、未だに資金調達の交渉がまとまらず

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2022年4月20日(水)、ミンダナオ開発庁(MinDA)は、公式記者会見を開き、ミンダナオ鉄道プロジェクトは融資資金の条件で結論が出ておらず、当局の最終決定を待っている状態であると述べた。ミンダナオ鉄道プロジェクトについては、中国からの融資で実施される予定だが、融資交渉が進んでおらず、今の段階では保留中となっていることが明らかになった。

同庁高官によると、融資交渉が進んでいない現状では、プロジェクトの進捗についてお話しできることは少ないとしている。タゴム、ダバオ、ディゴス間を結ぶミンダナオ鉄道プロジェクト第一期工事は、中国からの融資契約に基づいて資金が提供され、フィリピン運輸省によって実施される予定となっている。また、ダバオとサマル島を繋ぐ橋梁工事も同様に中国からの融資契約によって資金が提供され、公共事業道路省(DPWH)によって実施される予定だ。

これらのプロジェクトに関する中国との融資交渉は、フィリピン財務省が中心となって進められている。しかしなら、ダバオとサマル島を結ぶ橋の融資契約にも遅れが生じため、ミンダナオ開発庁のアコスタ長官は、政権が代わり、プロジェクトが中止や停止になる可能性も念頭において、ドゥテルテ大統領が任期を終える前に資金調達が完了することを期待していると述べている。

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