【News】変異株の影響を受け、フィリピン政府は観光客の受入れを一転して撤回

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2021年11月29日(月)、フィリピン政府は南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が、アフリカや欧州で急拡大している影響を受けて、一旦は12月1日から15日まで受入れを開始すると発表していたワクチン接種済みかつグリーン国からの観光客受入れを一転して停止するという発表をした。

大統領報道官のカルロ・ノグラレス氏は、11月26日(金)新型コロナウィルス省庁間タスクフォース(IATF)がワクチン接種が完了している日本も含むグリーン国からの観光客の受入れを許可したことで12月1日から15日まで該当する観光客の受入れを開始することを公表していた。

しかしながら、世界保健機関(WHO)が新たな変異株が南アフリカおよび周辺のアフリカ諸国で確認されたと発表した後、政府は28日(日)に南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ザンビア、モザンビーク、レソト、エスワティニのアフリカ諸国以外にもオーストリア、ベルギー、チェコ、ハンガリー、イタリア、オランダやスイスをレッド国に指定した。レッド国からの入国は禁止され、措置は12月15日までとした。

一旦は観光客の受け入れに舵を切ったフィリピン政府であるが、新たな変異株の影響で入国禁止国が世界中に増加し続けているため、今後のグリーン国からの観光客の受け入れは不透明な状況になりそうである。

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