2021年8月31日(火)、東京オリンピック2020においてフィリピン初の金メダルに輝いたウェイトリフティングのディアズ選手、銅メダルを獲得したボクシングのマーシャル選手が9月1日(水)、故郷のザンボアンガに帰還することになった。地元ではオリンピックで活躍したヒーローの帰還に盛り上がりを見せている。
両選手はミンダナオ島ザンボアンガ出身でフィリピン空軍所属ということもあり、ザンボアンガへの帰還は軍の航空機で到着も空軍基地ということになるという。詳しい到着時間はセキュリティの観点から公表されていないが関係者によると1日早朝となる見込みだということだ。
また、ザンボアンガのエドウィン・アンドリュー空軍基地に到着後は、同基地で二人を称える式典が開催される見込みで、その後ザンボアンガ市役所に移動し、クリマコ市長や関係者らと面会する予定であるという。コロナ禍ということもあり盛大な式典は行われないが小規模のパレードも実施されるということだ。
ザンボアンガ市によると、二人のメダリストが市に到着した際の式典で、その活躍を称えるため、金メダルのディアズ選手には250万ペソ(約550万円)、銅メダルのマーシャル選手には100万ペソ(約220万円)が報奨金として地方自治体から支給されるということである。
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