2021年6月22日(火)、ダバオ市はパンデミック宣言以降の2020年5月16日から2021年6月19日までの間、新型コロナウィルス感染症対策として実施されている隔離封鎖措置違反で逮捕された人数の合計が73,440件となり、うち7,380件が起訴されたことを市のウェブサイトに発表した。
隔離封鎖措置違反で逮捕された人数の合計73,440件のうち、 最も多い割合を占めたのがマスク着用義務違反で26,176件。特にダバオ市で上から2番目の隔離封鎖措置(MECQ)が導入されて以降の6月13日から6月19日の一週間のみで1,551名が逮捕されている。
次に隔離封鎖措置違反で逮捕された人数が多かった理由がフェイスシールド着用義務違反で17,425件。マスク着用義務と同様に6月13日から6月19日の一週間のみで2,449名がフェイスシールド着用義務違反で逮捕されている。さらにソーシャルディスタンス及び集会違反者が17,274件で3番目の理由となった。
さらに夜間外出禁止令違反者数が11,108件、アルコール類販売禁止令違反は721件、また最低限の生活必需品購入や仕事のための外出という隔離封鎖措置違反で逮捕されたのは592件となっている。いずれもダバオ市で上から2番目の隔離封鎖措置(MECQ)が導入されて以降の6月13日から6月19日の一週間のみで増加傾向となっている。
その他にもダバオ国際空港到着時やダバオ入境に必須となるPCR検査の陰性証明を偽造して提出した罪で136件、いずれも悪質な違反うち7,380件が6月19日までに起訴され、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、上から2番目の隔離封鎖措置(MECQ)規定を徹底的遵守していく姿勢を示し、違反者は厳しく処罰していくと述べている。