ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、9月28日から10月5日までの1週間、休暇に入ることを明らかにした。その間、ダバオ副市長でサラ氏の弟である「セバスチャン・ドゥテルテ」氏が代行を勤める。
サラ市長は、今回の休暇の理由を私用であるとし、「医療的な支援が必要な人を助けに行ってくる。そのため、今回の休暇が必要で、ダバオ市の外に行かなければいけない」と、87.5 FM Davao City Disaster Radioで語った。ただし、同氏は、その詳細については語らなかった。
また、サラ市長は、法律に基づき、副市長が代行を勤めることも発表した。3日以上の休暇、もしくは市外に出る場合は、この法律が適用されるそうだ。同氏は「副市長は、市長の仕事をすでに理解している。父がどのように働いていたかを見てきたし、現に彼は副市長を勤めている。代行を勤める間、何をすべきか副市長なら分かっている」と語った。
最後に、サラ市長は市民へメッセージを送った。「新型コロナウイルスの感染拡大対策を、徹底しておこなって欲しい。そして、市民の皆さんはきっと、疑わしい行為をしないと信じている。わたしは皆さんのことを、自分のCCTVを通じて見ているからね」とのことだ。
サラ市長が不在の間も、これまで通り感染拡大対策に一人ひとりが努めていきたい。そして、これまで新型コロナウイルス対策で働きずくめであったサラ市長にも、この期間は公務を忘れてゆっくり休んで欲しいと思う。