15日(水)、ロケ大統領報道官は、16日以降のダバオ市も含むダバオ地方の封鎖措置に関して、新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)は、現在の緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)を継続という判断をしたと述べた。ダバオ市の防疫措置レベルは今月末まで7月1日から15日までと変わらずMGCQとなる。
ダバオ市の防疫措置に関しては、サラ・ドゥテルテ市長が、15日までとされている緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)の延長について、省庁間タスクフォース側がダバオ市を都市封鎖レベルを引き上げた一般的なコミュニティ防疫(GCQ)に指定する可能性を示唆し、市民に準備するように呼び掛けを行っていた。
しかしながら同市長は、新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)に対し、16日以降もダバオ市は現在の緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)継続で対応したい旨を伝え、この判断を再考するよう求めていたが、その要望が反映された形となった。
ダバオ市以外には、ダバオオリエンタル州、ダバオデルスル州、ダバオデルノーテ州、ダバオデオロ州が同様に緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)が継続され、ダバオオキシデンタル州はMGCQの中でもさらに緩和された低リスクタイプのMGCQと指定されている。