ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は7月15日、ダバオ市災害ラジオのライブインタビューにおいて、コロナウイルスによって引き起こされる脅威に直面しているときに、2022年の大統領選挙について話し合う時間はないと述べた。
この発言は、先日13日にロドリゴ・ドゥテルテ大統領が2022年の大統領選挙についてサラ市長についての発言をしたことを受けて、インタビュアーが行った質問に答えたもの。市長は「私たちはパンデミックの時代にいる。今、眼前にないことについては話せそうもない」と語り、明確な回答を避けた。
ドゥテルテ大統領は先日、「娘に自分が国のために何ができるのかが見えない限り、大統領に立候補するべきではない」と述べ、また、受け渡された多くのの任務遂行に疲れ果てることになると、サラ市長に警告している。
ドゥテルテ大統領は1988年から1998年までダバオ市の市長を務め、1998年から2001年下院議員としてダバオ地区を代表した。また2010年から2013年までは副市長(市長はサラ)、2013年から2016年までは再び市長を務めた。サラ市長は父親が大統領に立候補した2016年に市長に立候補し、2019年には市長に再選した。