13日(水)、フィリピンのナショナルフラッグキャリアであるフィリピン航空は、自社のウェブサイトにマニラ、セブ、クラーク発着の全ての国際及び国内線のフライトは5月31日(日)まで再開されないことを公表した。
同航空会社は、16日(土)からの就航再開を目指してきたが、12日(火)にフィリピン政府が、現在国内で発令されている新型コロナウィルス感染拡大における隔離措置の延長について会見を行い、マニラ首都圏、セブ等は引き続き高い警戒レベルを維持する必要があるとした為、政府の方針に従いフライト再開を断念した形だ。
一方、同航空会社は、新型コロナウィルス感染拡大における隔離措置レベルがECQからGCQへ2段階引き下げられる予定のダバオをハブとする国際線及び国内線の再開を検討しているという。国内線に至っては既にイロイロ、シャルガオ、ジェネラルサントス路線の再開にむけて準備を進めているということだが、ダバオ市はGCQに移行後も、引き続き厳しい警戒レベル及び体制を維持することを表明しており、就航再開が可能になるかは現時点では不透明である。