この度、ダバオ地方の地元農家や漁師の生産物に焦点を当てた大農民祭が、農務省ダバオ地方事務所(Department of Agriculture:以下DA 11)およびフィリピン漁業水産資源局ダバオ地方事務所(Bureau of Fisheries and Aquatic Resources:以下BFAR 11)によって開催された。
DA 11のRicardo Oñate氏は、農家と漁師の生産物に焦点を当て、人々にとって入手しやすく、お手頃かつ安全な食べ物を推進すると述べた。
イベントには1,200人以上の農家や漁師が参加し、新鮮で加工された農産物や水産物が陳列された。さらに開会式のスピーチにてOñate氏は、参加者に感謝の意を表し、農業イベントといった政府の取り組みに対し継続的な支援を求めた。
同氏はまた、エルニーニョ現象や干ばつ期間の影響で、農業セクターは食料生産における課題に直面し続けていると述べた。
一方でBFAR 11のFatma Idris氏は、現在、地方の水産物の減少を改善するため、漁業セクターへの支援を提供し続けていると述べている。
大農民祭のような地元の生産物を促進する政府の取り組みは、農家や漁師が独自の生産物を販売するにあたり良い機会となるだろう。