ダバオ市健康委員会(City Committee on Health)のMary Joselle Villafuerte会長は、ダバオ市内で開かれたメディアフォーラムにおいて、精神保健条例の可決を考慮し、より多くの精神科医や心理学者、看護師ならびにソーシャルワーカーの雇用が必要だと述べた。
本条例は、地域ぐるみの健康管理、南フィリピン医療センター(Southern Philippines Medical Center)のInstitute of Psychiatric Behavioral Medicine内における精神保健センターの立ち上げ、そして都市内に精神保健課を設立することを主な目的としている。
Villafuerte氏はまた、ダバオ市の精神保健課は精神科医が担当することが理想的だと付け加えたほか、各地区にカウンセリングおよび治療の訓練を受けた心理学者を配置するべきだと述べた。
現地の統計データによれば、地区内の保健センターを訪れた市民のうち、3人に1人が不安をはじめとした何らかの精神障害を患っていると、Villafuerte氏は指摘している。