ダバオ市農業部(City Agriculturist Office、以下CAO)は、ダバオ市のバランガイ・シブランがダバオ初の有機農業ゾーンとして宣言されたことを皮切りに、その他多くのバランガイが有機農法の採用に興味を示していることを発表した。
CAOの関係者であるJayna Ablen氏は現地ニュースメディアのインタビューに対し、これまでにパキバト地区のバランガイ・マプラ、ならびにカリナンおよびブハギン地区の複数のバランガイが特定されていると述べた。これらバランガイは有機農法の恩恵を認めたのち、有機農業ゾーンに転用する意思を見せている。
また、CAOは有機農法の恩恵についての説明会を毎年をバランガイで行っており、これを通じて有機農業ゾーンになることを目指すよう奨励しているそうだ。
バランガイ・シブランが有機農業ゾーンとして宣言されたことで、多くのバランガイが意欲を見せ始めた。これはつまり、有機農産物に興味を持つ企業にとって、ダバオ市が魅力的な事業先になることにもつながるのではないだろうか。