ミンダナオ開発局(Mindanao Development Authority)のDatu Hj. Abul Khayr Alonto長官は、都市化が計画される中、ダバオの農地維持の重要性について強調した。
Alonto長官は、市内のCasa Leticia Hotelにて開かれたダバオ都市開発計画についての記者会見の際、農業経済地区の確保が計画の一部であることを説明した。これはミンダナオ全域の農業開発を促進すると同時に、ダバオ市への安定した食料供給を保証するためだと述べた。
ダバオ市計画開発局(Davao City Planning and Development Office)の関係者のFroilan Rigor氏も、農地の工業・商業用地への転用を規制する法律があり、住宅土地利用規制委員会(Housing and Land Use Regulatory Board)の覚書に則って、農地の15%しか転用できないと説明している。
Rigor氏はまた、ダバオ市の現在の都市開発の現状からみて上限の15%にほぼ迫っており、法律が定めた上限を超えることはできないと述べた。これは、ダバオ市の地方と都市の両方の発展のバランスを取るためだそうだ。