ダバオ国際空港では10月末より、出入国審査を機械で行う自動化ゲートが本格導入された。同技術はすでに出入国管理局(Bureau of Immigration)によって、マニラのニノイ・アキノ国際空港ターミナル1と3、セブ州のマクタン空港、パンパンガ州のクラーク国際空港に導入されている技術だ。
従来の入国審査はスタッフが手動で行っていたことから、一人当たり平均で45秒を要していたが、自動化ゲートの導入により、平均8~15秒のみでの審査が可能となった。では、ここで自動化ゲートの使用方法を説明しよう。
1.初めに航空券をスキャン
2.情報が記載されたパスポートのページをスキャン
3.スキャナーにて、カメラを向きつつ人差し指の指紋をスキャン
4.シールパスを受け取る
上記のようにとてもシンプルなプロセスは、初めての利用者であっても容易に使いこなすことができるだろう。まだまだ国際線自体が少ないダバオ空港ではあるものの、入国がスムーズになるのは旅客には嬉しい限りだ。また、今後の国際線増便に伴い、ますます需要は高まっていくだろう。
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