【News】ダバオ市は基本的な感染症対策をテーマとしたアプリを利用したビデオダンスコンテストを開催

1月18日(月)、ダバオ市は市内における新型コロナウィルス感染拡大防止対策の一環として、基本的な感染対策を特に若い世代の市民に徹底してもらうことを目的に、若者に人気のアプリTiktokを利用した基本的な感染対策をテーマとするダンスムービーコンテストを開催すると公表した。

市が公表した内容によると、ダンスコンテストは13歳から22歳までのダバオ市民であれば誰でも参加することができ、新型コロナウィルス感染症の基本的な感染防止対策をテーマに30秒から1分のショートムービーを作成することが条件で、若い世代に感染防止対策を周知してもらうことが目的であるという。

またコンテストには、1名でも複数名(但し5名まで)でも参加は可能であるが、マスクを必ず着用し、ソーシャルディスタンスを保つこと、さらに不必要な外出を控えるように周知していることもあり、撮影は自宅で行うこと等の細かい条件も課されている。

応募期間は1月19日朝8時から28日午後5時まで。応募者が作成したダンスビデオは、1月28日から1月31日までダバオ市のフェイスブックページに公開されるという。公開されたオリジナルダンスビデオのうちユーザーからの「いいね」が多い上位5組にギフトカードや食料品などの商品が送られるという。

ダバオ市はこれまでもイベントの周知や告知にSNSを利用したコンテストを積極的に実施してきた。今回は若者に人気のアプリを利用することで、若い世代に新型コロナウィルスに対する基本的な感染防止対策を啓蒙し、市内の全体の新規感染者を減らしていく効果が期待される。