【News】職員による新型コロナ感染でサマル島アイランドガーデン市役所一時封鎖

サマル島ビーチ

12日(水)、サマル島アイランドガーデン市(Igacos)は、職員による新型コロナウィルスへの感染が確認されたとして、全ての業務を停止し、11月11日から13日までの3日間、市役所を消毒するため、市役所を閉鎖すると公表した。業務の再開は16日(月)からを予定している。

この期間、市職員は自宅待機が命じられ、家庭に高齢者や子ども、あるいは基礎疾患などを持つ家族がいる場合、接触しないように求めている。市保健局によると、12日時点で、新型コロナウィルスへの感染が確認されている同市の感染者数は74名で、22名が現時点で入院あるいは自宅隔離、49名は既に回復しており、3名が亡くなっているという。

アイランドガーデン市のウイ市長は、SNS上に同市で新型コロナウィルスの感染が拡大していることに関して、11月16日から来年1月5日までカラオケやライブバンドを市内で禁止する市長令を発令することを発表した。カラオケについては、騒音が子どもたちのオンライン授業を妨げるとして、ダバオ市が日中に住宅地でカラオケをすることを禁止する条例を制定する方向で進めている。

また、同市長はバスケットボールやバレーボール等、接触型のスポーツを市内で行うことを禁止する市長令も発令するとし、葬儀や埋葬についても5日間以内ですべての手続きを終わらせるよう求めている。また、人が集まることを極力避けるため、カードゲームや闘鶏などのギャンブルも禁止する市長令も発令した。