【News】VITAL SECTOR バンサモロ基本法の協力求める 

ダバオ市役所

フィリピン政府はイスラム教徒による自治政府樹立を認める Bangsamoro Organic Law (バンサモロ基本法:以下BOL)をミンダナオにおいて遂行させるためビジネスセクターからの協力を求めている。

Bangsamoro Transition Commissioner(バンサモロ移行委員長) のJose Lorena氏は、「政府は平和と進歩があるからこそ、ビジネスと貿易産業の専門家の貢献があると認識している。また、政府が私達のために、バンサモロ地域の人々への雇用創出と生計を立てる努力をし、地域の環境を整えるように活動している。」と第27回ミンダナオビジネス会議で演説した。

同氏は、重要な職務のため欠席した和平プロセスの大統領顧問のヘスス・ドゥレザ氏に代わって、ミンダナオの平和の文化を構築し持続させるための協力をあおった。

BOLが成立したことにより、農業、製造、エネルギー、鉱物、金融におけるビジネスチャンスの広がりが注目を集めている。また、バンサモロ自治地域に住む人だけでなく、ミンダナオ全域で長期間紛争に悩まされていた人々に望まれている。

フィリピン商工会議所(Philippine Chamber of Commerce Inc. :以下PCCI)のアレグリア・リムジョコ会長は、BOLを包括的で活気あるミンダナオの未来を築くための重要な一歩であるとし、PCCIのBOLへの支援とその実施を支持することを発表した。