
フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、2025年2月22日、ダバオ市サンタ・アナ港付近で死んだオウギハクジラの死骸を回収した。付近の住民からの通報を受けて発見された。
オウギハクジラは、深海を好んで生息するクジラの一種で、世界中の海域に広く分布している。その特徴として、細長い体、短く丸みを帯びたクチバシ、そして独特なメロン(額部)が挙げられる。 沿岸警備隊南東ミンダナオ地区(CGDSEM)サンタ・アナ支部の職員は、沿岸警備隊情報部隊およびダバオ海上警察と協力し、ダバオ地方水産資源局(BFAR-Davao)と連携して死骸の調査と適切な処理を行った。
BFAR-Davaoの海洋哺乳類専門家、ロヘリオ・グコタノ博士によると、発見されたクジラの体長は17.3フィート(約5.27メートル)、幅は8.4フィート(約2.56メートル)、体重は約700キログラムであったという。 しかし、死因については現在も不明であり、今後の調査が必要だとされている。
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