ダバオ市災害リスク削減管理局(以下CDRRMO)は、局地的な雷雨により発生した洪水で約600世帯が被害を受けたと報告した。 CDRRMOのアルフレド・バロラン局長は、河川付近の家5軒が完全に破壊され、マティナ・パンギでは15軒の家が部分的に損傷を受けたと報告した。
家を失った世帯は一時的に近隣住民の家に滞在しているという。 悲劇的なことに、1人の男性が飼育している馬を救おうと試みた際、命を落とた。2024年1月4日、パキバト地区クロッシング・マラボグ付近で強い流れに飲み込まれたとされている。
目撃者によれば、彼は水位が上昇しているにもかかわらず川を渡ろうとしたようだ。 バロラン氏によれば、CDRRMOは低地や高リスク地域の住民に対して、安全な移住場所を日頃から確認しているとのことだ。 フィリピン民間防衛局ダバオ地方事務所によると、洪水による被害世帯数は617で、内訳はマティナ・パンギから132世帯、マティナ・クロッシングから415世帯、マティナ・アプラヤから70世帯となっている。
激しい雨と河川の水位上昇が原因で発生したこの洪水は、ダバオ市の洪水多発地域の脆弱性を浮き彫りにした。避難している住民たちが少しでも早く普段の生活に戻れることを祈る。
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