【News】環境天然資源省ダバオ、ダバオ・サマル橋建設中でもサンゴは繁栄中

ミンダナオ島のビーチ

環境天然資源省ダバオ地域局(以下DENR-Davao)の公式は、ダバオとサマル島をつなぐ橋の建設が行われているにもかかわらず、地域のサンゴが依然として繁栄していることを明らかにした。 弁護士のマ・メルセデス・V・デュマガン氏、DENRダバオの地域ディレクターは、 「調査結果によれば、建設中の橋の配置内でもサンゴが繁栄していることが分かりました。一部のサンゴが影響を受けるものの、以前からその地域のサンゴの状態は悪いことは指摘されてきました」と述べた。

また、デュマガン氏は、橋の建設により影響を受けたサンゴがいくつかあると述べ、サンゴの回復が可能であることを強調した。公共事業道路省(以下DPWH)は橋の建設後に実施すべき緩和策の一つとしてサンゴの回復を挙げている。 さらに、保全開発部門およびパナボ市環境天然資源局と協力して、橋の影響を確認するための水中評価を実施したことも付け加えた。

しかし、サステイナブル・ダバオ・ムーブメント(SDM)はこれらの主張に異議を唱え、DPWHによる主要な建設前活動がすでにその地域のサンゴに影響を与えていると述べた。環境グループは、人工礁では置き換えられない100年もののテーブルサンゴなどが影響を受けていることを示している。サンゴの回復プロセスが複雑であり、通常何年もかかること、また地元の漁師の生計にも影響を与えることを付け加えた。橋の建設は着々と進んでいる。双方の意見を考慮していかなければならない。

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