【News】アプヤオ州のカブガオで罠にかかってしまったフィリピンイーグルを解放

フィリピンイーグル

フィリピンイーグル財団(以下PEF)は、4月12日にアプヤオ州のカブガオで、偶然罠にかかってしまった雌のフィリピンイーグルを解放した。

このイーグルは、皮膚の下に3つのエアガンのペレットが詰まっていることが判明した。 救助作業には、アパヤオ州環境天然資源事務所(PENRO)、PEF、アパヤオ州の省獣医、環境天然資源省(DENR)、アパヤオ州およびカブガオの地方政府、関係する市民が参加した。 救助された後、フィリピン・イーグルは「ナリハ・カブガオ」と名付けられた。ナリハ・カブガオは、2005年以来アパヤオで救助された3羽目のフィリピン・イーグルだ。それらのイーグルはその土地の伝統的な罠にかかっていたという。ナリハ・カブガオはX線検査を受けた結果、左足には軽度の血腫があり、羽根も乱れていたという。その後治療を受け、解放された。

このイーグルの解放前に、カブガオの副市長ファビー・トゥックジャン氏は、イーグルが罠に誤ってかかってしまったことについて謝罪をし、再発防止プログラムを今後実施すると約束した。今回誤ってイーグルを捕獲してしまった農民等の生物保護意識を促進するために、彼らをグリーンガードとして訓練し、その後雇うことを発表している。

今回のナリハ・カブガオを含む北シエラマドレのイーグルの救助データによれば、1999年以来、北ルソンで約9羽のイーグルがこれまで罠にかかっているという。人々の保護意識の向上も大切だが、まずは罠の設置場所や仕組みを考え直すべきではないだろうか?

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