【News】フィリピン・イーグル・ファンデーション、森林管理人の育成コースを計画

環境保護の活動を行っているフィリピン・イーグル・ファンデーション(The Philippine Eagle Foundation:以降、PEF)は、提携機関と協力して、フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁(The Technical Education and Skills Development Authority:以降、TESDA)認定の森林管理人育成コースを設立する予定だ。同コースは、200人の先住民を、ボランティア森林管理人として育成することが目標だ。

PEFの研究・保護部の関係者であるジェイソン・イバネーズ氏は、ダバオ市内のSM Lanangで開かれた「Connect Health and Science Media Forum」にて、今回の森林管理プログラムがTESDAによって運営されることを発表している。

提案されたプログラムでは、環境保護を担う者として、先住民たちが森林管理職に最も適切であると明記されているほか、長期間のトレーニングやワークショップが実施される予定で、正しいパトロール方法や野生生物の観察等も含まれているとのことだ。

同氏はさらに、TESDAでは以前より3-5日間のボランティア森林管理人トレーニングがあるものの、今回提案されたコースでは、課程を完了した卒業生はすぐに仕事探しができるようになると強調している。