【News】ダバオ市農業事務所、エルニーニョ現象が深刻化すれば、米栽培への影響の懸念があると報告

農業

ダバオ市農業事務所(以下Cagro)の職員は、エルニーニョの脅威が迫っているにもかかわらず、ダバオ市の米生産の現状は「大丈夫」と判断していると報告した。Cagroの米生産担当者であるパブリタ・アルマドール氏は、ダバオ市の米生産は現在安定しているが、エルニーニョ現象が深刻化する可能性があり、米栽培への影響が懸念されると語った。

ダバオ市は時折雨に見舞われているが、これらの雨はエルニーニョによるものだという。また、他の地域ではすでに気温が上昇しているという。アルマドール氏は、2024年の第1四半期にエルニーニョの直接的な影響を予測する予報を強調した。同事務所では、万が一、雨が降らない状態が長引いた場合に備え、予防策を積極的に準備している。

水は作物栽培に不可欠な要素であり、エルニーニョの間は、乾燥し、暑く、埃っぽいコンディションとなるため、農家は作物を植えることができなくなるという。アルマドール氏は、気候が農業部門に大きな脅威をもたらし、植物が最初の犠牲者になると強調した。しかしエルニーニョから逃れることはできない。

アルマドール氏は、Cagroの情報だけに頼るのではなく、エルニーニョの脅威から農作物を守るために積極的に行動するよう、市内の農家に呼びかけた。また、農作物だけではなく、人間への悪影響も確認されているので、健康にも十分に気をつけたい。

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