ダバオ市陸運局(以下LTO XI)は今年、ダバオ市内で164人のドライバーを大気浄化法違反、特に排気ガスの出し過ぎで逮捕した。LTO XIは、ダバオにおける発煙防止キャンペーンの一環として、路上検査を継続している。
過多な排気ガスで逮捕されたドライバーは、排ガス検査に合格したことを証明する書類か、大気汚染防止に関するセミナーを修了したことを証明する書類を提出しなければならない。しかし、運転手のための大気汚染セミナーについては、現在もDENRと調整中である。
発煙に対する罰則は、初犯で2,000ペソ以下の罰金、2回目で4,000ペソ以下の罰金、3回目で1年間の自動車登録停止と6,000ペソ以下の罰金である。
LTO XIは、排ガス検査は、安全基準を超えて有害な化学物質を排出する車両に対する良い抑止力であると述べた。排ガス検査に不合格となる一般的な理由には、車両の所有者が車両の状態を維持できない、または配管が汚れているなどがある。
LTO XIはドライバーに対し、交通安全を維持するために交通規則を遵守するよう注意を促している。一人一人のドライバーが車両の管理をしっかりと行うことで、大気汚染から人々の健康を守ることができると考えるので、路上検査が意味のあるものになることを期待したい。
【Vehicles】これで完璧!ダバオの乗り物特集
【News】フィリピン南部医療センター、大気汚染は肺がんの原因になると主張