【News】ダバオ、ピンク・オクトーバーを通して乳がんの支援と啓発に真剣に取り組む

10月は世界では乳がん啓発月間として知られている。このキャンペーンがピンク・オクトーバーとして知られるようになったのは、1992年、セルフ誌が乳がん啓発のためのリボンを全国に配布するアイデアを提案したことがきっかけである。

乳がん啓発リボンキャンペーンは、乳がんを患った家族を称えるために、シャーロット・ヘイリー氏が始めた。彼女が作ったリボンは桃色だった。セルフ誌はヘイリー氏に、このリボン・キャンペーンを全国的に展開するよう持ちかけたが、彼女は商業的すぎると提携を断った。そこで同誌とエスティ ローダーは、代わりにリボンの色をピンクとし、多くの団体から支持を集め、乳がん啓発のシンボルとなった。

世界保健機関(WHO)によると、2020年末に乳がんと診断される患者数は780万人で、世界で最も罹患率の高いがんとなっている。乳がんは、肺がん、肝臓がんに次いでフィリピン女性を苦しめる3番目に致命的ながんであり、フィリピンの乳がん患者数はアジアで最も高い有病率となっている。

そのため、ダバオ市は母子の健康や疾病の予防と治療に力を入れている。​​SMシティ・ダバオでの健康フェアや、​​乳がんへの支援と啓発を行うピンク・ウォークを開催し、乳がんについて考えるきっかけを与える。

乳がんの治療には18回で300,000ペソから450,000ペソかかるとされる。しかし、多くのフィリピン人はそのような金額を支払う余裕がない。がん支援基金の提供や、​​予防と早期発見をのための解決策の提案などが早急に求められる。

https://davawatch.com/articles/2023/09/19/55618.html

https://davawatch.com/articles/2021/10/31/49693.html

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