2022年4月17日(日)、セブ島を拠点とするフィリピンの格安航空セブパシフィック航空は、セブ及びダバオ発着の国内線をサマーシーズンに向けて増便すると発表した。増便が実施されれば2020年3月にパンデミック宣言で減便する前の水準まで回復する見込みだという。
同社の発表によると、今月からセブ発の新路線をカルバヨグ、スリガオ、プエルトプリンセサ、レガスピで就航させ、セブを起点に国内線21路線が就航するとともに、マニラ、ダバオ、イロイロ、ザンボアンガ、コロン、ボラカイ、カガヤンデオロ、バコロド、クラーク、ジェネラルサントス、タクロバン、ドゥマゲッティ、パガディアン、ブトゥアン、オザミス、カミギン、ディポログ行きのフライトも増便するということである。
また、ダバオ発、ボホール、イロイロ、ザンボアンガ路線も今月から再開させ、ダバオ発カガヤンデオロ路線も来月には再開する見込みであるという。同社の担当者は、セブとダバオは同社にとって非常に重要なハブであり、コロナが収束している今が各路線を再開させるのにベストなタイミングであると述べている。コロナ禍で減便が続いた航空会社であるが、移動の規制が解除されつつあるフィリピン国内では再び航空便の需要が高まってきている。