8月18日、国内通信会社大手のGlobe社とダバオ市役所はパートナーシップを結んだことを明らかにした。発展が進むダバオ市のネットワーク環境をより強固なものにするため、同社のKonekTayo WifiおよびGoWifiをつうじた支援をしていくという。今回のパートナーシップにより、市内でGlobe社のWifiが拾えるようになる。
Globe社のGoWifiをもっていると、ダバオ市庁舎とPeople’s ParkでWifiに接続できるようになる。さらに、バランガイBucana、SasaそしてSIR village 1および2でも同社のKonekTayo Wifiをもっていると簡単にインターネットにアクセスできるようになる。
Globe社の社長兼最高経営責任者(CEO)であるErnest Cu氏は、「今日始まるパートナーシップは、Globeとダバオがさらに成長していくための重要な出来事です。このパートナーシップにより、ダバオの人たちはGoWifiやKonekTayo Wifiを使ってインターネットにアクセスできるようになります。仕事や学習、健康、コミュニケーション、必要なサービスといった日々の生活のほとんどで必要なものになっているので、多くのフィリピンの人たちにインターネットを提供して、ネットワークにアクセスできるようにすることは我々Globeの最優先事項なのです」と語った。
コロナ禍に入り、ワクチン接種の予約や、施設の入退場の際に必要なQRコードなど、ダバオ市民の生活にインターネットが必須となってきた。そのニーズに応えようという思いを、Globe社はもっている。
また、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏もまた、Globe社に感謝の言葉を伝えた。そして、「ダバオ市でインターネットを使う人が増えているので、より早く、より安定していて、よりアクセスしやすいWifiへのニーズが高まっています。特に、今やコロナ禍であるので、他の誰かとつながったり、生活に不可欠な情報にアクセスしたり、健康や仕事、教育、経済に関係する必要な活動をしたりという状況ですから」と語った。
サービスが拡大していくことで、ダバオ市内のさらに多くの場所からインターネットにアクセスできるようになることが期待される。