【News】ダバオ市内の沿岸道路は開通区間を大幅に延長へ、渋滞の緩和へ期待

中華街

公共事業道路省(DPWH)は、ダバオ市の沿岸に整備している道路の一部である18.5キロメートルを、今月(2021年2月)にも開通させることを明らかにした。昨年2月には、Bago Aplaya地区とTalomo地区間のうち1.6キロメートルが開通しているが、これが大幅に延長される形となる。

ミンダナオ島を担当するDPWH次官のEugenio Raful Pipo Jr.氏は、直近4年間におけるミンダナオ島の大きな開発事業について報告するフォーラム「Mindanao Speaks Up Forum」にて、Bago Aplaya地区からTalomo地区間の道路に26億ペソの予算を割り当てたことを発表した。

この道路は2017年から整備が進んでおり、片側2車線で、自転車レーンも整備されている。また、道路の整備にあたっては、橋11本の建設も併せておこなわれている。道路はDavao-Cotabato道の交差点からBago交差点、Talomo交差点、Matina Aplaya(Times Beach)、Roxas通り、Sta. Ana埠頭、R. Castilloというように、沿岸線を通ることができるようになっている。

道路が全線開通すると、Davao-Cotabato Road交差点(Bago Gallera駅)からR. Castillo通り(中心街)やvice versaまで30分で行くことができるようになる。また、少なくとも1日10,000人が利用することが見込まれている。道路の開通によって、ダバオ市内の渋滞が緩和されることが期待される。