「私たちにはお金はないけれど、被災者を支援するために絵を描くことはできる」。そう語ったのは、ダバオ市の高校生だ。台風RollyやUlysseの被災者を支援するため、この高校生は、「イラスト」と「SNS」を活用して支援をおこなっているという。どのような仕組みで支援につながっているのだろうか?
Asian International School Aeronautics & Technology (AISAT)の2年生であるMary Joy Therese B. Saludo氏は、同級生とともに、寄付のためにイラスト作品の注文を受け付け始めた。そして、chibi(人や動物)のイラストは1点につき50ペソ、人間のスケッチは1点につき200ペソを受け付け、その引換に作品をプレゼントするという。
Saludo氏は、「この募金には、2つの方法がある。1つは、募金する人は、台風の被災者に対するどの団体に募金しても構わない。その証拠のスクリーンショット、および欲しいchibiもしくはイラストの情報を、私のFacebookに送る方法だ。もう1つは、募金とchibiもしくはイラストの情報を、私に直接送る方法だ」と語っている。また同氏は、メッセージを自分に送ることで作品を注文でき、すべての募金した人に対し作品を渡すと語った。
Saludo氏は、自身のTwitterやインスタグラムをとおして募金を受け付けている。興味がある人は募金してほしいと思う。