ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、市外への私的な旅行から戻ってきてから、14日間の自主隔離を行なっていることを発表した。これは、ダバオ市に来訪した人に対して課している自主隔離を、自分も行なっているということのようだ。
サラ市長は9月28日から1週間、「医療的な事情」により休暇に入っていた。ダバオ市外に医療的な支援を必要とする人物がいたためと、その理由を語っていた。しかし、それ以上の詳しいことについては、10月9日の87.5 FM Davao City Disaster Radioでも語らなかった。その後、10月6日から職務に復帰しているが、上記の自主隔離に入ったとのことだ。サラ市長の体調は良好である。
同氏が自主隔離に入るのは、これで2回目のことだ。1回目は3月12日のことで、新型コロナウイルス(Covid-19)に感染していた上院議員との直接的な接触があった後である。ダバオ保健省(CHO)は当初、この上院議員がCovid-19患者と直接的な接触がなかったと言及したため、市長の自主隔離を要請しないことにした。しかし、3月17日にこの上院議員のCovid-19陽性が明らかになってから、同氏は自主隔離に入ったという。