ダバオ市役所は、ダバオ市民のIDにATMカードの取り込みを進めていると明らかにした。 現在行われている調査が終わり次第、コミュニティ規模の高度処理モニターシステム(Intelligent Community-Based Monitoring System;以下、ICBMS)を介して開始される予定である。
現在行われている調査では、政治家やプログラムを実行する人々が、地域レベルで貧困がどれくらいの範囲に広がっているのかを知るために行われているという。IDでどの家庭に支援が必要かが分かれば、必要とする人の手に、今までよりも早く支援が届く。さらに、災害リスクを軽減や管理の介入に非協力的であった貧困地域の家庭を特定することも期待される。ダバオ都市計画開発局(Davao City Planning and Development Office;CPDO)の局長イバン・コーテス氏は、「このIDには、福祉、保健、教育、インフラや経済に至るまで必要な情報が詰まっている」と語っている。
調査はまだ始まったばかりであり、現在、34のバランガイを優先し調査が行われている。これらの地域は、地震や洪水などの自然災害の影響を受けやすいエリアとされている。対象のバランガイは、以下のとおりである:
1-A, 2-A, 5-A, 8-A, 19-B, 21-C, 22-C, 23-C, 27-C, 31-D, Centro, Leon Garcia Sr., Sasa, Tigatto, Waan, Bunawan, Ilang, Lasang, Panacan, Tibungco, Bago Aplaya, Bucana, Catalunan Pequeño, Ma-a Matina Aplaya, Matina Crossing, Matina Pangi, Talomo, Calinan, Los amigos, Mintal, Tugbok, Binugao, Sirawan.
この調査は2021年3月までに終了予定だ。