ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は政府に対し、マニラ首都圏からダバオ市への深夜便を停止してほしいと述べた。
サラ市長は15日、ダバオ市災害ラジオにおいて、「地区内の自治体に(乗客に住民がいる場合の連絡を)事前に通知をする必要があり、対応が困難なため、政府は深夜便の『スーパーフライト』を停止すべき」と語った。サラ市長はまた、これらの懸念を海外労働者福祉局および運輸省に伝えている。
現状の深夜便での問題は、市がコロナウイルス対策の事前準備ができず、地方自治体はすぐにバスで帰国者を空港に迎えに行くことができないことにある。それまでの間、市民はホテルで待機する事になる。
市長は交通長官のアーサー・トゥガデ氏に、市内でコロナウイルス症例数の増加を受けて、出発の48時間以内に行われたPCRテストの結果を提示するよう、全乗客に要求することを提案した。
市長はまた、海外労働福祉局に対し、海外労働者の帰国のためには専用の定期便を飛ばすべきであると助言している。これにより、市の職員が到着した帰国者の対して適切な処置をとることができるという。