フィリピン保健省ダバオ支部によると、7月5日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者の総数は463名であることが発表された。うち28名が死亡し、332名は既に回復したという。この週末で新たに14名の新型コロナウィルス新規感染者を確認した。
ダバオ市は、7月1日以降の都市封鎖方針について、新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)が勧告し、ドゥテルテ大統領が承認した、緩和された一般的なコミュニティ防疫(MGCQ)へと移行をしている。また、MGCQ期間中のガイドラインも公表し、市民に遵守するように呼び掛けを行っている。
同市はMGCQ期間中であっても、市内のバランガイ(行政の最小単位)毎に、新型コロナウィルスへの感染リスクを4つのレベルに区分けして対応している。危険度が最も高く設定されているバランガイ23-C、アグダオプロパー、レオンガルシアのうち、バランガイ23-Cは封鎖指定を受け、立ち入りが禁止されている。
フィリピン保健省によると、7月5日現在、新型コロナウィルスに感染した国内の患者総数は44,254名であることが発表された。昨日新たに一日で2,434名の新規感染が確認された。これはパンデミック以降、一日で確認された新規感染者数としては、最も多い数字となり、危機感が高まっている。